成田空港でVCを用いた次世代型のデジタル渡航実証実験が行われました
成田空港でVCを用いた次世代型のデジタル渡航実証実験が行われました
顔パスで国際線の搭乗ができるシステムの実証実験が行われました。
キャセイパシフィック航空を利用する乗客が香港国際空港と成田国際空港の渡航で利用する想定で実験が行われたようです。
実験では、電子パスポートVC、顔認証VC、搭乗券VCが利用されました。
実証実験にはNECも協力しているようです。
なぜかプレスリリースでは企業名が明言されていませんが、以下の動画ではNECウォレットが登場しています。
どうやらNECが技術提供しているようですね。恐らく成田空港の生体認証ゲートを提供しているという関係もあるかと思います。
また、NECは過去にこのような取り組みを行なっています。
以下の記事では、こんなことが書いてあります。
また、 VC が社会に広まると、空港やコンサートホールなどでのセキュリティ チェックに利用したり、認証とあわせてクーポンを発行したり、ロイヤリティプログラムを実施したりできます。実際、NECのデジタル ID を採用いただいた海外の空港向けに VC の仕組みを適用する取り組みがはじまりつつあります。
https://ms-f1-sites-02-we.azurewebsites.net/en-us/story/1782296450638482451-nec-microsoft-entra-verified-id-professional-services-ja-japan
まさに今回のプレスリリースのことだったのかもしれません。
なお、NECは以下のようなプレスリリースも出しています。
個人的にはこのwoolletというサービスの画像がやたらLissi社のウォレットに似ていて、どのような作りになっているのか気になります。
woolletはTrustedWebでも用いられたようで、githubなどいろいろ情報が出てくるので調べ甲斐があります。
と、いったように1つのニュースを深掘ってみました。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000793.000004762.html