1EdTechが2024年注目を集めたニュースを発表/ReceptがDID・VCウェビナーを開催します
1EdTechが2024年注目を集めたニュースを発表
ニュース原文
1EdTechは、教育機関、ベンダー、政府機関、企業など、多様なステークホルダーが参加する非営利の協力組織です。
主な目的は、教育技術における相互運用性、柔軟性、持続可能性を実現する標準規格の策定です。
1EdTechは、教育技術分野でも重要な標準化団体の1つであり、教育機関、企業、学習者の間で技術の相互運用性を向上させる役割を果たしています。
そんな1EdTechがどのようにDID/VC(Verifiable Credentials)と関わるのでしょうk。
1EdTechが発表する2024年に注目を集めたニュースから、特にDID/VCに関わりうるニュースをピックアップして紹介させていただきます。
1EdTechが学習者の未来を解放する3つの柱
1EdTechではVCを活用した標準化の取組みを行っており、その3つの柱について以下のように解説しています。
柱1: CASE - スキル、能力、学習基準の標準化交換フォーマット
CASEは、学習基準、スキル、能力に関する情報を組織間で標準化して交換する方法を提供し、学習資料やバッジを特定の学習基準や能力に整合させることが可能になります。
柱2: Open Badges 3.0 - 見える成果の証明
Open Badgesは、達成した成果を視覚的に表現するデジタルバッジです。
これらはデジタルウォレットや履歴書、ウェブサイト、ソーシャルメディアで簡単に共有できます。最新バージョンのOpen Badges 3.0は、W3CのVerifiable Credentials(VCs)規格を採用し、改ざん防止機能を強化しました。発行者は、成果や基準、証拠、関連学習リソースを記述するリッチメタデータを埋め込むことができます。
柱3: CLR Standard 2.0 - 包括的な学習記録
CLR Standard 2.0は、従来の成績証明書を超える個人学習ポートフォリオとして機能します。
バッジ、コース、認定資格、非公式の学習活動など、すべての学習経験を安全に格納する「コンテナ」として設計され、学習者のスキル、知識、進歩を包括的に記録します。
Open Badges 3.0がリリース
2024年、1EdTechは先にも触れた3つの柱のうちの1つである、オープンバッジについて、3.0という新しいバージョンのリリースを行いました。
このオープンバッジはVCの形式をとっており、デジタルアイデンティティウォレットに格納し持ち運ぶことができます。
EUでは2026年に向けて各国がウォレットアプリの開発、およびリリースを進めています。
そんな大きな流れに加えて、1EdTechの働きかけは、学習データのVC化を強力に進め、すべての学習者や教育機関、その他のステークホルダーに利便性をもたらすと思われます。
ReceptがDID・VCウェビナーを開催します
毎月行っている弊社のウェビナーが2025年も行われます。
DID/VCについてキャッチアップする良い機会ですので、ぜひご参加ください!
開催日時
日時:2025年1月14日(火)12:00~13:00
場所:Google meet(お申し込み後参加リンクをお送りいたします)
参加費:無料
DID/VC技術の「今」が分かる
昨今、社会のあらゆるシーンでDID/VCベースのデジタル証明書の活用が進んでいます。
第4弾となる今回は、DID/VCの標準化を進める団体デジタルアイデンティティをめぐるグローバル最新動向をご紹介します。
◆詳細・お申込みはこちらから
https://peatix.com/event/4243344/view
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