「Arc Block」というサービスを観測

https://www.arcblock.io/en

Arc Blockという新たなサービスを観測しました。
とても美しいWebサイトが印象的。

https://www.arcblock.io/en

Web3やAIに関する複数のサービス群を提供されており、その中にアイデンティティ系サービスとしてDID/VCも含まれていました。

各サービスのタイムラインもまとめられており、DIDに関しては2019年頃から取り組まれているようですね。VCに関しても2020年頃から取り組まれているようです。

VCのページ

VCのページに飛ぶと、アイデンティティのレイヤーにVCが鎮座しており、その上にアプリケーションレイヤーが広がっている図がありました。
Dappsを利用する際のアイデンティティ管理でVCを使っていく思想なのでしょうか。

解説文には以下の文言がありました。

Verifiable Credentials are identity claims or attestations, such as evidence of employment or student identification, official memberships, or any other information issued by a trusted sourceIndividuals can access and manage their verifiable credentials through a secure, encrypted digital wallet stored on a smart device. In ArcBlock, Vc is widely used in various aspects such as user identity, access control, permission management, NFT, etc.

https://www.arcblock.io/content/collections/en/verifiable-credential

■和訳

検証可能なクレデンシャルとは、雇用や学生証の証拠、公的な会員資格、または信頼できる情報源から発行されたその他の情報など、ID の主張または証明のことである。個人は、スマートデバイスに保存された安全で暗号化されたデジタルウォレットを通じて、検証可能なクレデンシャルにアクセスし、管理することができる。
ArcBlockでは、VcはユーザーID、アクセス制御、許可管理、NFTなどの様々な局面で広く使用されています。

ウォレットも提供

"DID Wallet"も提供されていました。

https://www.didwallet.io/en

クリプト資産の管理ができるWeb3ウォレットの機能も備えており(むしろこっちがメイン?)、VCの管理も可能なようです。Wallet Connect(https://walletconnect.network/)も対応しているようで、クリプトウォレットとしての使い勝手も良さそうです。