ディープフェイクや生成AIによる不正を防ぐ「MyFace® AI Services」
https://www.yoti.com/business/authentication
Yoti社が新たなサービスを出していました。
その名も「MyFace® AI Services」。ディープフェイクや生成AIではなく実在する人間が操作していることを確認できるサービスです。
Yoti社について
Yoti社はイギリスの会社で、デジタルIDや本人確認の領域でビジネスを展開されています。
イギリスの大手銀行であるロイズ銀行とデジタルウォレットを共同ローンチしたり、年齢確認サービスが大手SNSであるMetaに導入されるなど、輝かしい実績をほこります。

MyFace® AI Servicesについて
サービスページでは以下のような説明がなされています。
1.ライブネスチェック
Yotiのライブネスチェックは「自撮り写真一枚」で認証できるようです。
従来サービスが求める首振りの動作などが不要となるため、オンボーディングプロセスにおけるユーザー離脱を防ぐことができます。
2.顔情報の照合
元々データベース上に登録されていた顔画像や公的書類に印刷された顔画像と、スマートフォンをリアルタイムで捜査しているユーザーの顔情報を照合する機能。
過去に除外されたアカウント主がサービスに再度(別の資格証等で)登録しようとするのを防ぐことも可能なようです。
3.SICAP
「SICAP=セキュアイメージキャプチャ」を表しているようです。提出された情報がインジェクション攻撃やカメラ乗っ取りにあっていないことを確認できる特許取得済みソリューションのようです。
これらの仕組みを用いてAIによる不正リスクを防ぐことができるようです。

Yoti社はデジタルIDや本人確認でユニークなソリューションを提供して着実に成長しており、弊社もウォッチさせていただいている事業者の一つです。
彼らに負けないユニークなソリューションを世に送り出せるよう精進してまいります。