MyDataJapan 勝手表彰 2024が発表されました/新たなデジタルアイデンティティウォレットのご紹介
MyDataJapan 勝手表彰 2024
ニュース原文:
7つの取り組みが一般社団法人MyData Japanさんから表彰されました。
以下取組の一覧です。
- 消費者をエンパワーするデジタル技術に関する専門調査会 by 内閣府消費者委員会
- 『データセキュリティ法の迷走』(ソロブ&ウッドロー著)の翻訳 by 小向太郎氏,加藤尚徳氏,木村匠氏,藤井秀之氏,村上陽氏
- OWND Projectの正式オープンソース化 by OWND Project
- BBS署名とゼロ知識証明技術に関する取り組み by 早稲田大学佐古研究室&インターネットイニシアティブ(IIJ)
- 日豪クロスボーダーでの分散型IDの接続実証 by 日豪クロスボーダー相互運用性ワーキンググループ
- 非ダークパターン認定(NDD認定)制度の導入に向けた取り組み by 一般社団法人ダークパターン対策協会
- 個人情報保護法のいわゆる3年ごと見直し by 個人情報保護委員会
中には、弊社の記事でも取り上げたような内容もあるのではないでしょうか。
弊社Receptの取組みは残念ながら表彰されることはありませんでしたが業界を盛り上げる取り組みができればと存じます。
新たなデジタルアイデンティティウォレット「Identity」
ニュース原文:
このIdentityというアプリには、DID,VCが利用されているそうです。
ios, androidがリリースされていますので、以下のリンクからインストールすることができます。
早速私もインストールして初めてのVCを格納してみました。
ちなみに、VCデータのリカバリはシードフレーズによるもので、アカウント登録の初めにコピーすることを求められます。
オンボーディング画面。とりあえずインストールしてから何すればいいかは分かります。
また、1つのウォレットに複数のアカウントを作成することもできました。
アカウントを作るたびにシードフレーズが提供されます。
裏側では個別にDIDが附番されているのでしょうか。DIDメソッドには何を利用しているのかも気になる所でございます。
実際に認証済みメールアドレスVCを生成してみました。
ホーム画面では最近受け取ったVCとして表示されたり、VCの受け取り履歴が表示されています。
VCをシェアしたりするとこの履歴が積み重なっていくのでしょうか。
総じて、今まで見てきたデジタルアイデンティティウォレットの中でもUIは綺麗でした。
すぐにVCの受け取りができる点も単純明快で理解しやすいのかもしれません。
2025年はEUDIWの(EUにおけるデジタルアイデンティティウォレット)開発も進むことですし、このようなウォレットがたくさん出てくるのではないでしょうか。
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