フェリカネットワークスmdocを用いたデジタル学生証の実証実験を開始/Dock、Socure社と提携

フェリカネットワークスのmdoc学生証の実証実験開始

2025年から、複数大学に参加してもらいながら、mdocフォーマットで発行するデジタル学生証の実証実験を行うそうです。

mDLはほぼ毎日のように海外ニュースが目に入るほど熱い領域ですので、注目です。

フェリカネットワークスさんはfelicaを代表として共通規格を扱うのに非常に長けているのでこのあたりの経験値も活きてくるのではないでしょうか。

学生証に関しては教育機関のペインも大きいので、弊社も取り組んでおりますが、ぜひこのあたりを一緒に盛り上げられればと思います。

2025年1月から3月にかけての実証実験とのことですので、成果発表を楽しみに待ちましょう。

国際標準技術「mdoc」※1を採用したデジタル学生証における国内標準を目指した技術実証実験を国立情報学研究所(NII)と実施|Infoseekニュース

~より安全で開かれた学びと学生生活の実現にむけて~フェリカネットワークス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社

dock社がSocure社と提携しました

dock社は分散型IDやmDLなどのOSSライブラリの開発や、GUIでVC(verifiable credentials)の発行が可能なSaaSアプリの提供を行っている会社です。

この度SocureというAML(アンチマネーロンダリング)対策のソリューションを持つ会社ですが、金融機関などをクライアントに持つ会社で、AIを用いたソリューションを提供しています。

Socure社はユーザーの電話番号などのIDを元にユーザーの本人確認や、リスクの高いユーザーかどうかの判定をしています。

AIによる機械学習によってその辺りの精度も高めているのだと思います。

分散型IDにおいてはパイオニアのdock社と、AIを用いた本人確認ソリューションを保有するSocure社のこれからのビジネスには要注目です。