アメリカではmDL展示会が開かれています
ニュース原文:
Secure Technology Allianceという団体がmDL showcaseなるイベントを開催しています。
Secure Technology Allianceは日本企業だとJCBやTOPPANなどが加盟しているだんたいで、デジタルアイデンティティやデジタル決済などの領域での標準化活動や啓蒙活動を行っています。
ICカードの利用促進なども掲げており、印刷会社やカード会社が入会しているのにも納得ですね。
Secure Technology Allianceのホームページ
mDL普及に関わる4つの課題
記事内では下記の課題がmDLの普及に影響すると言っています。
- 各州政府による法的整理
- デジタルインフラ
- 相互運用性
- 教育・認知向上
各国がmDLの採用に向けて法的整理を行うのかどうか。
そもそもmDLにはmDLリーダーが必要で、そのインフラの整備がなされるかどうか。
相互運用可能な標準で各社がmDLの実装を行うかどうか。
消費者がmDLの概念についてこれるリテラシーを身につけられるかどうか。
こう聞くと課題だらけですが可能性に満ち溢れるmDL業界ですが、なんと重大発表があるようです。
MattrとVisaが何かを発表します
mDL showcaseのスポンサーであるMattrはVisaとの新たなパートナーシップを発表する予定です。
Mattrはデジタルアイデンティティ業界でOSS実装をするなど、業界では有名な企業です。
Visaのような国際ブランドがmDLを採用することが普及を促進するのではと言われています。
どのような発表がされるのか期待して待ちましょう。
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