リモートmDL検証の現状(ISO 18013-7)について
ニュース原文:
Dock社のメルマガより
Dock社のメルマガを購読しているのですが、興味深いポストがありましたので、取り上げさせていただきたいと思います。
(まさか日本でメディアロンダリングが行われるとは、、、)
リモート検証(ISO 18013-7)がまだ発展途上
mDLにはリモート検証の仕様が策定されており、オンラインでも免許証の提示を行うことができます。
これはオンラインにおけるVCの提示のプロトコルの1つですね。
ISO 18013-7は他の複数の標準やプロトコルに依存しており、これらの標準が現在も実装中のため、完全な実装が進んでいません。
主な依存技術と現状
OID4VCI
- ISO 18013-7はOID4VCプロトコルを大きく活用。
- 正式なバージョン1.0はまだリリースされておらず、最新のドラフト版は2024年12月に公開されたばかり。
デジタルクレデンシャルAPI(W3C標準)
- モバイルブラウザがモバイルウォレット内のデジタルクレデンシャルにアクセスする方法を定義。
- 現在も開発中で、Googleはパブリックベータを開始済み。
- しかし、AppleやSamsungからの公式サポートはまだない。
AAMVAの検証リスト
- 北米では、mDLの検証にはAAMVA(全米自動車管理者協会)が提供する検証リストが必要。
- しかし、現状では手動ダウンロードまたは非公開API経由でのみ入手可能。
直近でも取り上げたようなプロトコルが紹介されていますが、それぞれ仕様策定中であったり、一部でしか対応されていないような実情です。
Dock社の見解と今後の展開
Dock社は、リモートmDL検証の実用化には、まだ解決すべき技術的な課題があるとしていて、その上でmDLの普及に向けた主要プレイヤーとの業務提携や、業界動向のキャッチアップを行うとしています。
実際に、仕様策定が終了するまではその実装は限定的なスピードで進むことは予想されます。
mDLが利用されることによる利便性やビジネスにおける影響は想像できる話ではあるので、その世界に備えてパートナーシップ、技術への投資を行うというビジネス戦略のようです。
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