デジタルバッジプラットフォームにおけるTOP7/VCを悪用する記事について

デジタルバッジプラットフォームにおけるTOP7

https://certifier.io/blog/digital-badge-platforms

オープンバッジサービスを提供するCertifier社が「Top 7 Digital Badge Platforms for Credentials Management」という記事を出していました。

Certifier社曰く、以下の観点でプラットフォームごとに差異が出るようです。

・バッジの設定に時間がかかること
・バッジの共有オプションが使いにくい
・バッジの検証手続きが楽ではない
・パーソナライズ性があるか

一般的なサービスでもよく気にされるUXの問題を定義しているようです。

記事内で取り上げられる主要なデジタルバッジプラットフォーム7選は以下。残念ながらproovyは落選です。

  1. Certifier
  2. Accredible
  3. Credly
  4. BadgeCert
  5. IMS Open Badges
  6. Open Badge Passport
  7. Certif-ID

CredlyやBadgeCertなど、当社が過去にメディアで取り上げたサービスもランクインしていますね。

「Open Badge Passport」という初めて見たサービスもランクインしていました。
このサービスは無料でバッジの発行・管理ができるサービスのようです。

https://openbadgepassport.com/

一応懸念点として以下の点が挙げられていました。

・発行側のバッジ管理機能が弱い
・バッジの表示画面やメールに会社のブランディングを加えられない
・手動操作が多く大量発行には不向き(外部データソースとのAPI接続などができない?)

どれもクリティカルなウィークポイントでも無さそうなので、良質な無料サービスですね。

VCを悪用する記事について

「LinkdInアカウントが購入できるおススメサービス」を紹介する悪い記事が、当社の「Verifiable Credentialsに関するサイト更新検知ロボット」に引っ掛かりました。

当然ですがSNSアカウントの購入や販売は違法行為です。(違法行為を奨励するようなサイトのURLは当然張れないのでリンクは無しです。Googleにペナルティをつけられても困る

悪い記事の中では「どのようなLinkedInアカウントを買うべきか」といったことが書いてあり、

・年齢認証済み
・アクティブだった期間が最近

などの項目が並ぶ中、VCが飾られているアカウントであることが項目に含まれていました。
LinkedInにはオープンバッジを飾る機能があるので、おそらくその辺りを指しているのではないかと思います。

VCだからこその悪用方法という訳でもないですが、いろんなことを考える人がいるものですね。


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