iOSがW3C Digital Credentials APIをサポート
先日、AppleのWWDC2025が開催されました。

デジタルID関連では以下のようなニュースが発表されています。
- Apple WalletがTSA承認のデジタルパスポートと拡張搭乗券をサポート
- SafariとWebKitからmDocsをリクエストするためのW3C Digital Credentials APIをサポート
mDL/mdocという共通規格に対応することで、Apple社製以外のブラウザやOSでもウォレット内のクレデンシャルを用いた本人確認が可能となります。
Apple has also developed a system in which web browsers can communicate with nearby iPhones for identity verification via Wallet. Those without Safari can scan a QR code with their iPhone to activate the verification process.
■和訳
アップルはまた、ウェブブラウザが近くにあるiPhoneと通信し、Wallet経由で本人確認ができるシステムを開発した。Safariを使っていない人は、iPhoneでQRコードをスキャンして認証プロセスを起動することができる。
Chromeでも実装
ChromeでもDigital Credential APIの提供が開始されています。
ウォレットアプリとブラウザが連動して動く仕組みは利用シーンが多いため、今後ますます普及していきそうですね。
★特別なお知らせ★
デジタルアイデンティティの最新トレンドを毎週お届け!
業界の最前線をまとめた「DID/VC Weeklyレポート」を毎週無料で配信中です。こちらから簡単に登録できますので、ぜひ情報収集や新規事業のタネ探しにご活用ください。
