ニュージーランドにてデジタルID基盤を提供するベンダー二社が発表
ニュージ-ランド政府は、モバイルベースのデジタルID機能を備えた公共サービスの提供企業としてDave Clark NZ社とMattr社を選定したと発表しました。
Dave Clark NZ社は”The core of the Government App”を、Mattr社が"digital wallet technology"を提供するという役割分担のようです。今年中に基本的な機能を備えたアプリをリリースし、その後さらにアップデートしていく計画のようです。
Dave Clark NZ社について

Dave Clark社はニュージーランド、オーストラリア、シンガポールに拠点を置く企業で、本社はニュージーランドのオークランドにあります。
デジタル戦略の立案・マーケティング・アプリ開発といった幅広いサービスを一気通貫で提供しており、金融機関、自動車メーカー、通信会社など幅広い事業者とのプロジェクトを行っているようです。
Mattr社について

Mattr社もDave Clark NZ社と同様に、ニュージーランドはオークランドに本社を置く企業です。
彼らはデジタルアイデンティティやトラスト領域に特化した企業であり、弊社のメディアにも過去何度か登場しています。
Mattr社は今回のウォレット開発に限らず、以下のようなシステム構築も請け負っています。まさに「国を代表するデジタルアイデンティティ系企業」と言えそうです。
- 海外のモバイル運転免許証などを国内で認証するためのアプリ「NZ Verify」
- ニュージーランドの新型コロナウイルスワクチンパスの技術基盤
★特別なお知らせ★
デジタルアイデンティティの最新トレンドを毎週お届け!
業界の最前線をまとめた「DID/VC Weeklyレポート」を毎週無料で配信中です。こちらから簡単に登録できますので、ぜひ情報収集や新規事業のタネ探しにご活用ください。
