Recept NEWS 2024-11-06

マルタ共和国、2025年のデジタルアイデンティティウォレットの調達を発表

マルタ共和国にて国家予算が発表されました。

その中にはデジタルアイデンティティウォレットの項目がございます。

EUではeIDAS2.0という取り組みが行われていることは界隈では有名です。

EUDIウォレットに関してはこちらの記事をご覧ください。

EUDIウォレットとは?

分散型アイデンティティ市場は2028年には数兆円の市場規模が存在すると予測されており、その技術要素の一つがDID/VCです。 そんな分散型アイデンティティにおける世界的な…

ドイツでもウォレット事業者の採択が行われていたりと、今後EUでの各国の動きは要チェックです。

参考:https://timesofmalta.com/article/looking-ahead.1100409

Instagramの年齢確認では80%以上のユーザーがYoti社のソリューションを選択

自分のアカウントに記載されている年齢を上げようとする10代の若者は、Yotiの生体分析用顔年齢推定ソフトウェアを使用するか、本人確認書類をアップロードして年齢を確認しなければならなくなった。英国を拠点とする本人確認会社は、2022年半ばにインスタグラムで年齢推定を展開し始め、10代の若者の81%が、本人確認書類をアップロードするよりも、同社のテクノロジーを使って年齢を確認する方を選んでいるという。

Yotiはイギリス発の企業で、Instagram, Play Stationなどなど、著名サービスへ年齢確認や本人確認のソリューションを提供しています。

Instagramに関しては日本での実証実験も行われており、世界中で利用されれば相当のトランザクション数となるでしょう。

そんな中、以下の記事ではYotiの本人確認(年齢確認)はUXがよく、ドキュメントのアップロードと比較してかなりの割合で選択されると言われています。

できるだけユーザー体験の入り口では軽い認証を行っておいて後々ユーザーごとに厳密なチェックを行うような、軽いリスクベース認証のような形式が増えていくのかもしれません。

直近ではUberのようなサービスも、ドライバーの本人確認を電話番号ベースで行い、その後のユーザーの行動に応じて厳密な本人確認をするような事例もございます。

Meta announces new age-checking measures for young Instagram users | Biometric Update

Meta tries to relieve pressure from lawmakers to protect teenage users from harmful content by making it harder for them to lie about their age on Instagram.