カルビー様が「かるれっと」をリリース!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001540.000030525.html

カルビー様が知的財産の管理プラットフォーム「かるれっと」をリリースされたようです。

分散型ID(DID・Decentralized Identifier)とブロックチェーン技術を基盤とし、二次創作における知的財産権の発行・所有・移転・利用履歴を検証可能なデジタル証明書(VC・Verifiable Credentials)として安全かつ改ざん不可能な形式で記録・共有できる実用的なIP管理プラットフォームです。JPKI(公的個人証明)を用いた認証情報をDIDと連携させることで、信頼性の高い権利証明と管理を可能にしました。W3C準拠のスキーマ設計により他社システムやスマートコントラクトとの相互運用を実現し、事業部門・法務・知財などを横断する次世代インフラとして、企業間・国境を超えた知財活用をサポートいたします。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001540.000030525.html

とのことです。

実際にこのプラットフォームを用いたIP事業の実証実験もスタートしているようです。

なぜカルビーさん?

カルビーさんで思い出されるのは「NFTチップス」です。

https://www.calbee.co.jp/newsrelease/220721.php

2022/7頃に、Web3ゲームとのコラボでNFTを配布されていました。
https://www.calbee.co.jp/newsrelease/220721.php

当時は博報堂様×Datagateway様の「wappa」というウォレットを使われていたようでしたが、今回もDatagateway様が提供されるプロダクトをベースに構築されたようです。

また、『かるれっと』の分散型IDおよび検証可能なデジタル証明書は、DataGateway Pte. Ltd.が提供する「Woollet」との連携によって実現されています。DataGateway社が有する自己主権型ID(SSI)技術や高レベルのプライバシー保護を達成するゼロ知識証明(ZKP)の活用により、IP事業における多様な課題に対して効果的な解決策を提供します。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001540.000030525.html

Web3系の技術を活用した事業を継続的に検討されているお菓子メーカー様はおそらくカルビー様だけではないでしょうか。

今後の続報に期待ですね。