Web3における自己主権とはなにか?

Web3とは

Web3は次世代インターネットと言われる概念の名称です。
大きな特徴として「ユーザーが自身のデータをコントロールする権利を持つ=自己主権型の情報管理」であるという点があります。

技術的には、データを操作するための秘密鍵をユーザーが自身のスマートフォン等に格納することで実現しています。
(秘密鍵を格納するアプリケーションをウォレットと呼びます)

従来のインターネットではデータを操作するのは事業者であり、ユーザーはその操作を指図する立ち位置でした。
Web3では真にユーザーしかデータを操作できない仕組みとなっています。

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自己主権のメリデメ

「自己主権」であることのメリデメを考えると

●メリット

・第三者の過失により自分の資産やデータが失われる可能性がなくなる
・仲介事業者を介さずユーザー同士(Peer to Peer)で取り引きができるシーンが増え、様々な領域で発生する仲介者手数料を排除できる

●デメリット

・バックアップが取れない(例えばスマートフォンが故障して秘密鍵が取り出せなくなると一生資産を引き出せなくなる)

●メリットでありデメリット

・匿名性が高まる(事業者が求める個人情報を提出しないと利用開始できない、というフローが省略可能となるため)

があります。

自己主権は今の世界に求められているのか?

自己主権がもたらすメリットはまだ多くの人に実感しがたいのが現状です。

これはWeb3のジレンマでもあるのですが、Web3がもたらす変化はユーザー体験を大きく変えるものではなくこれまでの裏側の仕組みを組み替えるものです。今後Web3や自己主権の仕組みが求められる世界となる上で、以下二つのシナリオがあると予想しています。

①法規制の変化

ex)事業者のユーザー情報管理コストが高まる、IdPからのデータ収集が大きく制限される

②とんでもないセキュリティインシデントが起きる

ex)マッチングアプリの登録者情報が丸々流出する

時間軸のスケールが大きい話ではありますが、「デジタル世界において自分を自分たらしめるモノは何か?」という根源的な点の変化なのかなと思います。

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